
「LP制作と広告運用、別々の会社に頼むのと、まとめて頼むのは、どっちがいいの?」
広告を始めるときに、多くの会社が迷うところです。LPは制作会社に、広告は代理店に、と分けている会社も多い。まとめて頼めば楽そうだけど、費用が高くなるのか、専門性が下がるのかが分からない。
判断に必要なのは、料金の数字と、何が変わるかの2つだけです。
Stellariumは、LP制作と広告運用、LPの改善(LPO)を1人で担当しています。公開している料金で、まとめて頼む場合と分けて頼む場合を計算し、まとめて頼むと何が変わるのかを実例で書きます。料金は2026年10月2日時点。
LP制作と広告運用にかかる費用の内訳
まとめて頼んでも分けて頼んでも、かかる費用の種類は変わらない。
| 費用 | 中身 | 払う先 |
|---|---|---|
| LP制作費 | 構成、原稿、デザイン、実装、フォーム、計測タグ | 制作する会社 |
| 広告費 | Google広告やMeta広告に払う費用 | 広告の媒体(Google、Metaなど) |
| 広告の運用手数料 | 配信の設定、入札と予算の調整、広告文の入れ替え、レポート | 運用する会社 |
| LPの改善費(LPO) | 離脱の分析、改善案、ページの修正、A/Bテスト | 改善する会社 |
広告費は、どの頼み方でも別にかかります。比べるときは、広告費を除いた、制作と運用と改善の費用で見てください。
見積もりに入っていないことが多いのが、LPの改善(LPO)です。LP制作の見積もりには、公開までの作業しか入っていないことがあり、公開後の修正は1回ごとに別料金、という形も珍しくありません。LPOそのものの考え方はLPOとはにまとめました。
Stellariumの料金で計算した、まとめて頼む場合と分けて頼む場合
公開している料金表(料金表、広告運用)から計算しました。広告費は含めていない。
| 頼み方 | 内訳 | 3か月の合計(税別) |
|---|---|---|
| まとめて頼む(3か月パッケージ) | LP制作20万円+広告運用・LP改善 月10万円×3か月 | 50万円 |
| 個別に頼む | LP制作40万円+広告運用 月6万円×3か月+LP改善 月10万円×3か月 | 88万円 |
前提をそろえておく。
- パッケージのLP制作20万円は、通常40万円の初回半額です。LP制作だけを頼む場合は40万円(税別)
- 個別の広告運用は、運用額の20%で、運用額が月30万円未満なら一律月6万円です。上の表は、月の広告費が30万円未満の場合で計算しています
- パッケージは、月の広告運用額が50万円以上になる場合、運用額の20%が月額料金になります
差が大きいのは、パッケージでは広告運用とLPの改善を1つの月額にまとめているからです。同じ人が両方を見るので、作業を分けて請求する必要がありません。
まとめて頼むと、何が変わるのか
費用より大きいのは、改善の速さ。
広告の数字を見る人が、そのままLPを直せる
東京都西部の運送会社で、トラックドライバーの募集をMeta広告で始めたときのことです。採用LPを作ったのも、広告を配信しているのも私。
最初の6日間で、クリック率が一番高かった動画広告は、LPに292回人を送りながら、成果は0件でした(記録はMeta広告でトラックドライバーを募集した最初の1週間)。
広告の数字だけを見る体制なら、この動画は、一番成績のいい広告として報告されていたはずです。広告とLPの両方を見ていたので、広告を止めるのか、LPの最初の画面を広告に合わせるのか、その日のうちに決められました。
LPとは別の会社に頼んでいると、ここで依頼書を書き、見積もりを取り、修正を待つことになります。待っている間も、広告費は出ていく。
LPの作り方を、広告のために決められる
仙台の不用品回収会社では、既存のWordPressのサイトに広告用のページを足すのをやめ、広告専用のLPを別に作りました。既存のサイトに組み込むと、テーマやプラグインの影響で表示が遅くなるおそれがあったからです。
そのうえで、広告の飛び先だけを旧サイトと新しいLPで50:50に振り分け、2か月比べています。新しいLPのほうが、問い合わせ率で約1割、1件あたりの広告費で約1割5分よい数字でした(LPのA/Bテストのやり方)。
LPを作る人が、広告でどう比べるかまで考えて作れる。まとめて頼む利点は、ここにあります。
1か月では判断できない
広告とLPの改善は、1か月では良し悪しを判断しにくいものです。
広告は配信を始めてから、自動入札が学習する期間がある。LPの比較も、問い合わせが少ない会社だと2か月かけて差が見えてくる。1か月で区切ると、まだ判断できない数字で「効果がなかった」と決めることになりがちです。パッケージを3か月にしているのも、そのためです。
分けて頼んだほうがいい会社
まとめて頼むのが、いつも正解とは限らない。次のような会社は、分けて頼むほうが合っていることがあります。
- すでに成果の出ているLPがあり、広告の運用だけを任せたい
- 社内にデザイナーやエンジニアがいて、LPは自分たちで直せる
- 医療や金融など、表現の規制に詳しい制作会社に任せたい事情がある
- 広告の媒体が多く、媒体ごとに専門の会社を使い分けたい
分けて頼む場合に大事なのは、広告の担当者とLPの担当者が、同じ情報を持てる仕組みです。広告で約束していることと、LPの見出しをそろえる。何を成果として数えるかを、両方の会社で同じにする。月に1回は、3者で数字を見る場を作る。これがあれば、分けて頼んでも改善は進みます。
広告の代理店をどう選ぶかはGoogle広告の代理店の選び方に、手数料の考え方は広告運用代行の費用相場に書いています。
CONTACT
LP制作と広告運用、まとめて相談できます
LPの制作から、Google・Meta広告の配信、広告の数字を見ながらのLP改善まで、1人で担当します。今のLPを活かすか、作り直すかの判断から一緒に考えます。
ご相談は無料です。そのまま依頼しなくても大丈夫です。
見積もりで確認すること
まとめて頼むときも、分けて頼むときも、見積もりで次を確認してください。
- LP制作に、原稿、写真、フォーム、計測タグの設定まで含まれるか
- 公開後のLPの修正が、何回まで料金に含まれるか
- 広告費が料金に含まれているか、別にかかるか
- 運用手数料の計算方法と、最低額はいくらか
- 契約期間と、途中でやめるときの条件
- LPのデータと広告のアカウントが、誰の持ち物になるか
最後の項目は、見落とすと後で一番困ります。契約をやめたときに、LPのファイルや広告のアカウントが手元に残らないと、もう一度作り直しになる。Stellariumでは、広告のアカウントは広告主の名義で作り、広告費は広告主から媒体へ直接払う形にしています。
- LP制作と広告運用をまとめて頼むと、費用はいくらですか?
- 会社によって料金の決め方が違います。Stellariumでは、LP制作と、広告運用・LP改善の3か月をまとめた形で、合計50万円(税別、広告費は別)です。内訳はLP制作20万円(通常40万円の初回半額)と、広告運用・LP改善が月10万円×3か月です。月の広告運用額が50万円以上になる場合は、運用額の20%が月額料金になります。
- LP制作と広告運用は、まとめて頼むのと分けて頼むのはどちらがいいですか?
- LPを新しく作る、または今のLPを広告に合わせて直し続ける必要があるなら、まとめて頼むほうが早く改善が進みます。広告の数字を見る人とLPを直す人が同じなので、依頼や見積もりの往復がありません。すでに成果の出ているLPがあり広告だけを任せたい場合や、社内にLPを直せる人がいる場合は、分けて頼んでも問題ありません。
- LP制作と広告運用をまとめて頼むとき、見積もりで何を確認すればいいですか?
- LP制作に含まれる作業(原稿、写真、フォーム、計測タグ)、LPの修正が何回まで含まれるか、広告費が料金に含まれるかどうか、運用手数料の計算方法と最低額、契約期間と途中でやめる条件、LPと広告アカウントが誰の持ち物になるか、の6つです。
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