Stellarium

ホームページが検索に出てこない|原因の切り分け方と直す順番(自社サイトの実例つき)

あおい
ホームページが検索に出てこない|原因の切り分け方と直す順番(自社サイトの実例つき)

「会社名で検索しても、うちのホームページが出てこない」 「先月までは出ていたのに、急に引っかからなくなった」

作ったばかりのサイトでも、何年も動かしているサイトでも、この悩みは起きます。困ったことに、出てこない理由は1つではありません。

私のサイト(stellarium.jp)でも、この1か月のあいだに、出てこない状態を2種類経験しました。1つは、Googleに登録されないまま数日放っておかれた記事。もう1つは、登録されているのに表示が0回になった記事。

同じ「出てこない」でも、直す場所はまるで違った。その切り分けの順番と、自分で確かめられる範囲、ここから先は人に頼んだほうが早いという線引きまでをまとめます。

ホームページが検索に出てこないとき、最初に確かめるのはURL検査

Googleで「site:自分のドメイン」と検索して、出てくるかを見る人は多いと思います。

ざっと眺めるには便利です。でも、出てこなかったときに理由までは教えてくれない。

Googleが検索結果を出すまでには、3つの段階があります。ページを見つけて取りに行く(クロール)、中身を読んでデータベースに保存する(インデックス登録)、検索した人に合わせて結果を返す(表示)。Googleの説明でも、基本のルールを守っていても、クロールされ、インデックスに登録され、検索結果に表示される保証はない、と書かれています(Google 検索セントラル「Google の検索エンジンの仕組み、検索結果と掲載順位について」、2026年10月11日確認)。

どの段階で止まっているかを教えてくれるのが、Search ConsoleのURL検査です。Search ConsoleはGoogleが無料で出している管理画面で、サイトの持ち主だと確認できれば誰でも使えます。

上の検索窓に、出てこないページのURLをそのまま貼る。結果は、だいたい次の3つのどれかに分かれます。

状態URL検査の表示直す場所
登録されていない「URL が Google に登録されていません」など見つけてもらう、取りに来てもらう
登録されているのに出ない「URL は Google に登録されています」なのに検索パフォーマンスの表示が0検索語とページの中身、自分の別ページとの関係
出ているが順位が低い登録済みで、表示はあるが順位が2ページ目以降中身の厚さ、内部リンク、外からの評価
登録されていない
URL検査の表示「URL が Google に登録されていません」など
直す場所見つけてもらう、取りに来てもらう
登録されているのに出ない
URL検査の表示「URL は Google に登録されています」なのに検索パフォーマンスの表示が0
直す場所検索語とページの中身、自分の別ページとの関係
出ているが順位が低い
URL検査の表示登録済みで、表示はあるが順位が2ページ目以降
直す場所中身の厚さ、内部リンク、外からの評価

3つ目かどうかは、Search Consoleの検索パフォーマンスで見ます。表示回数は「サイトが検索結果に表示された回数」、平均掲載順位は「検索結果におけるサイトの最上位の平均掲載順位」と定義されています(Search Console ヘルプ「検索パフォーマンス レポート(検索結果): 概要と基本設定」、2026年10月11日確認)。順位が30位でも50位でも、表示が1回でもあれば「出てはいる」ことになる。

この表のどこに当たるかを決めるまで、ほかの作業はしない。遠回りに見えて、これが時間を無駄にしない順番です。

Googleに登録されていないとき、申請しないと数日放っておかれた

2026年9月。私のサイトで、公開した日にインデックス登録のリクエストを送った記事が2本ありました。どちらも翌日には登録されています。

同じ月の9月16日から19日にかけて公開した5本は、送った記録がありません。この5本は、Search Consoleで「検出 - インデックス未登録」のまま、数日たっても動かなかった。9月22日にまとめてリクエストを送り、そこでようやく登録されました。

「検出 - インデックス未登録」は、Search Consoleのヘルプでこう説明されています。

ページは Google により検出されましたが、まだクロールされていません。これは通常、Google が URL をクロールしようとしたものの、サイトへの過負荷が予想されたため、クロールの再スケジュールが必要となった場合です。

(Search Console ヘルプ「ページ インデックス登録レポート」、2026年10月11日確認)

存在は知っている。でも、取りに来るのは後回し。小さなサイトの新しいページは、待っていても順番がなかなか回ってこない。自分のサイトで、数字として見えた学びでした。

似た名前の「クロール済み - インデックス未登録」は、もう一歩先の状態。同じヘルプでは「ページは Google によりクロールされましたが、インデックスには登録されていません。今後、インデックスに登録される可能性がありますが、登録されない可能性もあります。」とされています。取りに来て中身も読んだうえで、今は登録しないと判断された、ということ。こちらはリクエストを送り直すより、ページの中身を見直すほうが先です。

登録されないときに確かめる5つ

URL検査の次に見るのは、この順番です。

  1. 新しく作ったばかりのページか。公開して数日なら、まだ見つかっていないだけのことが多い
  2. ページに noindex(検索結果に出さないでという指示)が入っていないか。URL検査の「インデックス登録が許可されていません」で分かる
  3. XMLサイトマップに入っているか。Search Consoleに送ってあるか
  4. サーバーやCMSの設定で、検索エンジンを止めていないか。WordPressなら「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックが外れているか
  5. リニューアルでURLが変わり、古いURLが404(ページが見つかりません)になっていないか

2と4は、制作中に入れた設定の外し忘れ。テスト環境で検索に出ないようにしていた設定が、そのまま本番に持ち込まれる。チェックボックス1つで、サイト全体が検索から消える。

3のサイトマップは、うちのサイトでも漏れていました。料金ページがサイトマップに入っておらず、URL検査で「URL is unknown to Google」、つまりGoogleがURLの存在すら知らない状態だったんです。経緯と直し方はXMLサイトマップの作り方とSEOに書いたので、ここでは繰り返しません。

StudioやWixのようなノーコードのサービスだと、noindexやサイトマップの設定は管理画面の奥。Studioの場合の確認順はStudioのSEO対策にまとめました。

Googleとは別に、Bingには IndexNow という仕組みで更新を知らせている。ChatGPTの検索はBingの索引を使っているので、AIの回答に出るかを気にするなら、こちらも送っておきたいところです。登録の手順はBing Webmaster Toolsの登録方法とIndexNowにあります。

登録されているのに検索に出ないとき、自社の記事3本が表示0回になった

1.7位から5.7位。表示は18回から26回。

うちのShopifyの手順記事3本、送料設定と在庫管理と集客の記事の、前の週の数字です。大きな数字ではありませんが、それぞれ毎日少しずつ検索結果に出ていた。

10月11日、週に1回の確認でSearch Consoleを開くと、3本とも表示が0回になっていました。

最初に疑ったのは、登録から外れたこと。ところがURL検査では3本とも「送信して登録されました」。インデックスは残っていて、最終クロールは9月25日から28日。Googleはページを持っているのに、検索結果には1回も出していない、という状態でした。

URL検査のヘルプにも、はっきり書かれています。

「URL は Google に登録されています」と表示されても、そのページが必ず検索結果に表示されることが保証されるわけではありません。

(Search Console ヘルプ「URL 検査ツール」、2026年10月11日確認)

登録されているのに出ない。ここで考えられる理由は、私の知る範囲では次の3つです。

考えられる理由どう確かめるか
検索語がずれている検索パフォーマンスで、そのページがどんな語で表示されていたかを見る。狙った語と違う語でしか出ていないことがある
同じ語で自分の別ページが選ばれている同じ検索語で、自分のサイトの別のURLが表示されていないかを見る。新しい記事が古い記事の語を取っていくことがある
評価が動いている1週間で決めない。同じ状態が続くかを、翌週以降も見る
検索語がずれている
どう確かめるか検索パフォーマンスで、そのページがどんな語で表示されていたかを見る。狙った語と違う語でしか出ていないことがある
同じ語で自分の別ページが選ばれている
どう確かめるか同じ検索語で、自分のサイトの別のURLが表示されていないかを見る。新しい記事が古い記事の語を取っていくことがある
評価が動いている
どう確かめるか1週間で決めない。同じ状態が続くかを、翌週以降も見る

1週間だけでは決めない、と決めた

3本の原因は、この記事を書いている時点でまだ分かっていません。

正直、すぐに手を入れたい気持ちはありました。

でも、1週間分の数字だけでは、検索結果の一時的な入れ替わりなのか、評価が下がったのかを見分けられない。ここで中身を書き換えると、翌週に戻ったときに、書き換えが良かったのか、何もしなくても戻ったのかが分からなくなります。

そこで、来週も同じなら2つを調べる、と決めました。1つは中身の古さ。もう1つは、新しく書いた記事との検索語の取り合いです。うちのブログはShopifyの記事が続けて増えているので、同じ語に複数の記事が出ている組がないかを、検索パフォーマンスで1語ずつ見ていきます。

この記事の核は、この順番です。登録されているかを確かめる。登録されていたら、どの語で出ていたかを見る。1週間で動かず、続くかを見てから直す。

少し脱線すると、この記事のタイトルにある「出てこない」と「引っかからない」は、どちらも実際に検索されている言い方です。Googleのキーワードプランナーで10月11日に調べると、いちばん多いのは「ホームページ 検索 出てこない」で月140回。「出てこなくなった」は月10回でした。困っている人は、自分の言葉でそのまま検索しているんですね。

出ているが順位が低いときは、中身と外からの評価

URL検査で登録済み。検索パフォーマンスにも表示はある。でも順位が20位、30位で、クリックされない。

この段階まで来ていれば、Googleの仕組みの上では問題は起きていません。あとは、ほかのページと比べてどう評価されているか、という話になります。

見る順番は、ページの中身、サイト内のリンク、サイトの外からの評価の3つ。検索した人の疑問に、ほかのページより具体的に答えているか。自分のサイトの中で、そのページにリンクが集まっているか。ほかのサイトで紹介されたり、名前が出たりしているか。

最初の2つはサイトの中を直す仕事で、3つ目は外で知ってもらう仕事です。必要な腕が違うので、どちらに手を付けるかで頼む相手も変わります。その分け方はSEOの内部対策と外部対策に、自社の数字と一緒に書きました。

ホームページが検索に出てこなくなったときは、変えたことを思い出す

以前は出ていたのに、出てこなくなった。この場合に多いのは、サイトの側で何かを変えたことです。

  • リニューアルで、ページのURLが変わった
  • 古いURLから新しいURLへの転送(301リダイレクト)を設定していない
  • 制作会社が変わり、noindexやrobots.txtの設定が入れ替わった
  • 独自ドメインやSSL(https)の設定を変えた

リニューアルのあとに検索から消えるのは、ほとんどが古いURLの404です。Googleが持っていたURLを開くと「ページがありません」になり、評価が新しいURLに引き継がれない。WordPressからの作り直しで確かめることはWordPressのリニューアルのSEOの章にまとめています。

何も変えていないのに、サイト全体が急に出なくなったなら、Search Consoleの「手動による対策」を開きます。Googleの担当者がサイトを目視で審査し、スパムのポリシーに沿っていないと判断したときに行う対策で、行われた場合はこのレポートとSearch Consoleのメッセージで知らせる、とヘルプにあります(Search Console ヘルプ「[手動による対策] レポート」、2026年10月11日確認)。

ここに何も出ていなければ、いわゆる手動のペナルティではありません。上のリストのどれかか、前の章の「登録されているのに出ない」を疑います。

自分で確かめる範囲と、人に頼む線引き

ここまでの確認は、どれもSearch Consoleの画面を見るだけでできます。費用もかかりません。

自分でやっていいのは、次の範囲までだと考えています。

  • URL検査で、3つの状態のどれかを決める
  • 新しいページの「インデックス登録をリクエスト」を押す
  • サイトマップをSearch Consoleに送る
  • 検索パフォーマンスで、ページごとの表示回数と検索語を見る
  • 手動による対策のレポートを開く

この先は、人に頼んだほうが早いことが多い。

noindexがどこから入っているか分からない。robots.txtやサーバーの設定を触る必要がある。リニューアルで変わったURLが何十本もあり、転送の一覧を作り直さないといけない。こういう作業は、間違えるとサイト全体が検索から消えます。管理画面で見えている設定と、実際にページから出ている指示が食い違っていることもあり、ソースを読める人でないと突き止められません。

もう1つ、判断が絡むところ。

登録されているのに出ない、順位が低い、という状態は、原因が1つに決まらないことがほとんどです。うちのShopifyの記事のように、1週間待つのか、すぐ直すのかを決めるだけでも、過去の数字の動き方を知っているかどうかで答えが変わります。数か月分の数字を並べて読む作業に慣れていないなら、相談したほうが遠回りになりません。

CONTACT

検索に出てこない原因、一緒に切り分けませんか

Search ConsoleのURL検査、ページのインデックス登録レポート、検索パフォーマンスを見て、登録されていないのか、登録されているのに出ないのかから確かめます。noindexやサイトマップ、リニューアル後の転送の直しにも対応します。

ご相談は無料です。そのまま依頼しなくても大丈夫です。

まとめ。検索に出てこないときに確かめる順番

出てこない原因を探すときは、上から順に1つずつ確かめてください。途中で原因が見つかったら、そこから先は飛ばして大丈夫です。

  • Search Consoleにサイトが登録されていて、自分の会社で見られる
  • 出てこないページをURL検査にかけ、登録されているかを見た
  • 登録されていないなら、noindexが入っていないか、サイトマップに入っているかを見た
  • WordPressの「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」が外れている
  • 新しいページは、公開した日にインデックス登録をリクエストした
  • 「クロール済み - インデックス未登録」のページは、中身を見直す候補にした
  • 登録されているのに出ないなら、検索パフォーマンスでどの語で出ていたかを見た
  • 同じ語で、自分のサイトの別ページが出ていないかを見た
  • 1週間の数字だけで書き換えず、翌週も同じかを確かめた
  • 出なくなったなら、リニューアルやURL変更の有無と、古いURLの転送を確かめた
  • 手動による対策のレポートを開き、何も出ていないことを確かめた

最初の2つだけなら、5分で終わります。そこで「登録されていない」と出るか「登録されています」と出るかで、次にやることが決まる。

うちのShopifyの記事3本がどうなったかは、来週の確認のあと、この記事に書き足すつもりです。

FAQ

ホームページが検索に出てこないとき、最初に何を確かめればいいですか?
Search ConsoleのURL検査に、出てこないページのURLを入れます。Googleに登録されていないのか、登録されているのに検索結果に出ないのか、出ているが順位が低いのか。どれに当たるかで、直す場所がまったく変わります。
「検出 - インデックス未登録」とはどういう状態ですか?
GoogleがURLの存在は知っているものの、まだクロールしていない状態です。Search Consoleのヘルプでは、サイトへの過負荷が予想されたためにクロールが先送りになった場合が多いと説明されています。小さなサイトでは、インデックス登録をリクエストしたり、内部リンクを足したりすると動くことがあります。
インデックスされているのに検索に出ないのはなぜですか?
Googleは、登録されていても検索結果に必ず表示されるとは限らないとしています。検索している語とページの中身がずれている、同じ語で自分の別のページが選ばれている、評価が一時的に動いている、といった理由が考えられます。1週間だけの数字では判断せず、同じ状態が続くかを見てから手を入れます。
ホームページが急に検索に出てこなくなったときは?
リニューアルやURLの変更をしていないかを先に思い出します。変えていればリダイレクトの漏れを、変えていなければSearch Consoleの「手動による対策」とページのインデックス登録レポートを確かめます。手動による対策が出ていれば、Search Consoleのメッセージで知らされます。

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