
- クライアント
- 仙台不用品回収サービス
- 業種
- 不用品回収
- 期間
- 2025年10月〜継続中
- 担当
- Google広告の運用(引き継ぎ・立て直し)/広告専用LPの制作/A/Bテストの設計/ゴミ屋敷専用LPの制作/SEOの監査とキーワード選定/社内担当者への内製化支援
- 使ったもの
- Google広告/Astro/Vercel/GA4/Microsoft Clarity/Resend
仙台と山形で不用品回収を行っているエイトステップさんの案件です。Googleの口コミは4,600件超。東北では知られた会社です。
依頼は「Google広告を前の代理店から引き継いでほしい」から始まりました。引き継いで最初に見たアカウントは、前年に7〜8あった品質スコアが0〜1になり、「不用品回収 仙台」のような主要キーワードが消えている状態でした。

引き継いで最初に見つかったこと
2025年10月に運用を引き継ぎました。年明けの数字を見ると、電話の問い合わせが前年より減っている。社内の方が一番気にしていたのはそこ。
アカウントを開いて分かったのは、次の3つです。
- 「不用品回収」「仙台 不用品回収」といった、一番買う気のある人が検索する主要キーワードが止まっていた
- 品質スコアが軒並み0〜1。前年の同じ時期は7〜8だった
- 「不用品回収」という大きな広告グループに、回収・買取・家電・ゴミ屋敷とニーズの違うキーワードが全部入っていて、広告文とLPがどれにも合っていなかった
キーワードは全部戻した。ただし戻しただけでは効かない。Googleの学習が回り直すまで2〜3週間、品質スコアが戻るまでは数か月かかると、打ち合わせで先に伝えています。
3月末から4月にかけて、広告グループを需要ごとに分け直す作業をしました。繁忙期の真ん中で大きく動かすと数字が荒れるので、時期を選んだ形です。
広告専用のLPを作り、旧サイトと2か月比べた
競合と比べてクリック単価が約2倍、購入率も低い。社内の方が出してきた競合の数字を見て、LPの問題だと判断しました。
旧サイトはWordPressの本家サイトで、料金にたどり着くまでが長く、20〜40代の女性が一人で見て「ここに頼もう」と決めにくい作りでした。そこで本家には手を入れず、広告専用のLPを別のシステム(Astro、Vercel)で新しく作っています。本家のWordPressに組み込むと、既存サイトへの影響と表示速度の低下が避けられないからです。
作り方の方針は、4月の打ち合わせで決めました。
- 料金事例を上のほうに置く。作業費用と買取値引きと合計まで、1件ずつ実額で見せる
- 積み放題の料金は本家サイトと同じ数字に揃える
- 電話、LINE、フォームの3つを画面の下に常に出す
- 20〜40代の女性が抵抗なく使える色と文字の大きさにする(本文16px)
- 「No.1」の表記は根拠のあるもの(Google口コミの件数)だけに絞る

6月16日から8月15日まで、Google広告のカスタム実験で旧サイトと新LPを50:50で振り分けました。同じキャンペーン、同じキーワード、同じ広告文で、飛び先だけを変える形です。
結果は新LPのほうが、問い合わせ率で約1割、CPAで約1割5分よい数字でした。ヒートマップで見ると、両方とも約4割の人が最後まで読んでいて行動に大きな差はなく、差はデザインと情報の並びから来ていると分析しています。
ゴミ屋敷の専用LPを作り、公開直後から問い合わせが増えた
不用品回収と一緒のページに載っていた「ゴミ屋敷の片付け」を、専用のLPに切り出しました。この検索をする人は状況が切迫していて、一般の不用品回収の説明を読んでいる余裕がない。
6月18日に広告の飛び先を専用LPへ切り替えたところ、7月頭の打ち合わせで「公開後に問い合わせが5〜6件は増えている」と共有されました。ただ、この案件は現場での成約までの流れがまだ固まっていなかったので、予算配分は変えずに経過を見る判断にしています。
広告アカウント側でも、ゴミ屋敷のキャンペーンが自分の除外キーワードで「ゴミ屋敷」「片付け」を止めていたのを見つけて外しました。監査をすると、こういう自分で自分を止めている設定がよく出てくる。
SEOは「作れば1位を取れる語」だけを狙った
広告と並行して、5月にSEOの監査もしています。方針は1つで、競合が薄いテールワードで確実に1位を取り、その積み上げをコアアップデートのタイミングで大きな語に効かせる。「仙台不用品回収の悪徳業者」という記事が実際に成果を出していたので、その型を増やす形でキーワードの一覧を作って渡しました。
社内の方の分析では、コラム記事が問い合わせの13〜14%に貢献していました。残りの85%はLPから。記事は補助で、主戦場はLPと広告、という配分はこの数字から決めています。
7月からは、内製化の支援に軸を移した
7月の打ち合わせで、社内で広告とLPを回せる体制を作る方針が決まりました。山形の運用と、社内の担当者への内製化支援をこちらが持っています。
内製化の支援は週1回、1〜2時間。半年で「自分でLPを作って公開し、広告の数字を読んで改善案を出せる」ところまでを目標にしました。7月にGitHubとVercelで1ページ公開するところから始めて、9月には担当者が自分で山形のLPを作り、Clarityの導入、Resendでのフォーム送信、Gitの運用まで進んでいます。9月15日の広告公開に向けて、ドメイン・フォーム・計測の分担を決めて動いている段階。
使っている仕組み
| 用途 | 仕組み |
|---|---|
| 広告 | Google広告(検索)。キャンペーンは需要ごとに分割、A/Bはカスタム実験 |
| 広告専用LP | Astro + Vercel。本家のWordPressとは別系統 |
| 計測 | GA4、Microsoft Clarity(ヒートマップ・録画) |
| フォーム | Resend でメール送信、サーバー側でコンバージョンを送る設計 |
| 日次の共有 | 朝8時に自動で数字を送る仕組み(配信費・問い合わせ・CPA) |
CONTACT
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