
【事業者向け】LPはただ作るだけではダメ!作ってからがスタートラインその理由とは?
LP=ランディングページというと企業や個人の特定商材やサービスの訴求として幅広く使用されています。
特にクラウドソーシングやフリーランスでWEBサイトと同様にLPというと外注の筆頭になる制作物の一種です。
しかし、LPというのは本来作ってからが完了ではなく作った後の運用からがスタートラインだということを理解していますか? 本稿ではLPに関する実務ベースでの経験を元に裏側や実態の在り方について紐解きます。
そもそもLP目的は?=大半の場合収益を上げる事
LPというのはそもそも何故制作するのでしょう?余程の例外を除いて特定の商材や、成果物のCVをするためつまり事業の売上を作る為に作成します。
つまり、LPとうのは事業売上を作る為のスコップの様なものです。 何が言いたいかというと殆どのLPの第一目的は売り上げを作ることであってデザインを綺麗に作ることではありません。因果関係が異なるのです。
どれだけ高いクオリティやデザインでLPが制作出来てもそれを元にユーザーが動き、事業単位で売上に貢献しないなら本末転倒な訳です。
制作側のリテラシーの問題~セールスライティングが必要不可欠~
制作側の話をするとLPはデザインだけでは優れた訴求や売上を作ることは出来ません。改善を繰り返していく為にも優れたセールスライティング能力が必要不可欠なのです。
例としてLPではAIDMAといった普遍的な概念があります。

引用元:ランディングページ制作で役立つ「AIDMAの法則」さんから
これだけでも文章構成や内容の骨格作りに多大な影響を及ぼします。 他にもこういった大枠の作り方やセールスライティングをする上で外せない要項が沢山あります。
つまりLPとはWEBサイトの様にデザイン性やクオリティだけでなくより商用で実践ベースのセールスライティングの技術が問われるハイブリッドな制作物だとすら言えるのです。
LPの方向性も商材によって大きく変わってくる
相談を頂く際によく話すのですが基本的に商材や目的にそってLPの骨格は大きく変わってきます。
❶AIDMAといった導線設計やセールスライティングを主軸に攻めるか
❷デザインをベースにユーザーに印象を魅せる方で進めるのか
その比重をクライアント=あなたと話して織り込んでいったり、目的に沿って最適化していくのです。
LPの最適化LPOについて
LPO(ランディングページ最適化)とは、ユーザーのニーズに合わせてランディングページ(LP)を改善し、コンバージョン率(CVR)を高めるマーケティング手法です。
LPとは、Web広告や検索結果、SNSなどから流入したユーザーが最初にたどり着くページで、商品やサービスの特徴や価格、機能・性能などをまとめた1枚型のページを指します。
LPOの主な目的は、CVRの向上です。ユーザーのニーズに応じた情報を要領よく提示し、CVに誘導することで、Web集客施策の投資対効果(ROI)を上げる施策とも言えます。
Google検索のAI結果から
LPに関しては作って終わり!ではなく制作してからテスト含めた最適化こそは本来肝心です要は作ってからが本来であれば商用ベースで大切でスタートラインなのです。
本来やるべきLPの活用方法
知識や経験が浅い状態だとLPを作って貰って広告運用で回して成果を出す!といった安直な考えの方が非常に多いですが本来は
☑︎LP制作費用
☑︎ランコス広告費(広告でかけるお金)+運用代行費
☑︎LPO (LPの最適化の話です)
といった形での運用施策になる事が多いといいますか商用できちんと結果を作りたい場合は当たり前の話でもあります。
一重にタダのLP作るだけなら誰でも出来ますが本質的な意味では結果を出す為の手段でしかないので自己満足で終わっては意味が無いからです
LPや広告運用の効果が堅実に出てくるのは2~3ヵ月を目安に
LPはただ作るだけでなく広告運用をしながら最適化することが大切と書きましたが、実際にいきなり初めて目に見えた成果がすぐ出たら苦労はしません。
LPOに関しても基本的に広告運用は下記のペースで進むことが多いです。
☑︎LP制作 ︎︎︎︎
☑︎LPO/月×3
あくまでも1ヶ月目は走りの段階でそこからデータドリブンで回すことが多いです。1ヵ月目はデータ集積と最適化の時期、基本的に2か月目~3ヵ月を節目に実力や経験が反映されやすいです。
なのでどれだけ熟練した経験者でも1ヵ月~2か月目に関しては商材次第でパフォーマンスが安定しない時もあるでしょう。しかしABテストや様座な施策をプロの観点からやっていることを留意してもらえると運用者側もパフォーマンスを上げやすい環境になります。
どれだけきちんと前置きを説明しても1か月目の結果で露乙に態度を変えたりブーブー言われる方は一定数いるのも事実です。
値段とクオリティやリテラシーは比例しない
上記の内容を読んできた上でデザインだけでなく広告運用の知識、セールスライティングの知識、デザインの知識と求められる能力の幅の広さはイメージして頂けたと思います。
しかしこのどれもが出来る人材がどれだけいるのか?と言われたら フリーランスでも法人事業会社でも中々いません。
別のタスクとして切り分けている方が殆どです。なのでクラウドソーシングにしろWEB制作会社にしろどこまでリテラシーがあるかは値段だけでは正直分かりにくいといった状態でもあります。だからこそ作成者のリテラシーや技術に大きく左右されるため見極めと言いますか相談過程での対応であったりどこまで求めているかも含めてきちんと精査していきましょう。
現実問題として「LP制作だけ出来てあとは丸投げで自分で運用するか他の人にやってください」と言われたが運用の外注に困っていたりそもそも広告運用者がLPO出来なかったりといったケースは非常に多いのです。
LPの目的を明確にしよう
LPの制作から運用まで一筋縄ではいかないことがよく理解出来たと思います。そのうえで
☑初めて広告を回す
☑営利目的でそこまでがつがつに効果を求めていない(?)
場合、初期の走りとしてLPだけ作成してただ広告を垂れ流すといった使い方も費用面からは悪くはありません。
なので作るときの目的は大きく分けて2通りあります
❶商用や売上増加も視野に入れてLP制作だけでなくそのあとの売上施策まで改善を積み重ねながら広告運用をやりたい
❷初めてでそこまでデータ統計やがつがつしたものを求めていないとりあえず一度作ってみて回しながらある程度の成果が出ればいい
今見ているあなたも目的や大枠は人によって異なると思います 自分の商材や規模中長期的にどうしたいのかただLPを作ろうと思うのではなく今一度考えてみませんか。
LP周りで気になることや実務ベースでの工程を知りたければ呼んでください。私がきた!!!
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